川本技研工業の仮設膜ユニットは、■水槽・機器・制御盤が一体のユニット型 ■膜分離活性汚泥方式で安定した処理水質 ■リース可能
つまり、「使いたい時だけ、すぐに使えて確実にきれいな処理水」が得られるのが特徴です。
仮設膜ユニットは、膜ユニット、ブロワ、処理水ポンプ、制御盤等が組み込み済みの一体型ユニットです。
また、可動式であることで、据え付けの設備にはないメリットがあります。
水処理に必要な機器は全て含まれた鋼板製一体型ユニットだから、設置方法はクレーンで吊って降ろすだけ。
現地での組み立て工事は不要なので、最短で現地工事を2日ほど見込めば使用可能です。
(全体の仮設計画によります。)
急な需要にも、スピーディな対応が可能です。
装置を自社で保有しなくとも、必要な時だけお貸し出しが可能です。
設置前のメンテナンス、使用後の洗浄整備は弊社にお任せください。
本設としての利用など、長期リースにも対応しています。
搬入同様、撤去もトラックで弊社へ送り返して頂けば完了です。
面倒な取り壊し・撤去作業等は必要ありません。
また、設備が不要になったとき、据付の設備では固定資産としての減価償却・維持修繕費がかかりますが、
仮設膜ユニットはリースを終了すればそれ以上の費用は発生いたしませんので、コストメリットも見込めます。
仮設膜ユニットに採用されている膜処理技術は、液中膜による固液分離と、生物処理を組み合わせた高度排水処理方式。
従来の標準活性汚泥法に比べ、3つの優れたポイントがあります。
膜分離活性汚泥方式により、安定した処理水質を維持できます。
平均孔径0.2㎛の膜で固液分離を行いますので、処理水にはSSが含まれず、バルキング等の汚泥性状悪化による汚泥流出の心配もありません。
また、処理水は中水としての再利用も可能です。
従来法ではばっ気槽・沈殿槽の二つで果たしていた役割を、仮設膜ユニット1台で代替できますので、大幅な省スペースが可能です。
コンパクトなシステムですので、工事現場や既存設備の強化など、用地確保が困難な場合でも設置場所を選びません。
従来法に比べてメンテナンスは非常にシンプルです。
返送汚泥量の調整やSV管理は必要なく、膜ろ過の圧力値を管理します。圧力が上昇した場合は膜の薬液洗浄を行いますが、槽内に設置したまま行えますので比較的簡単です。
また、管理に必要な膜の圧力値など、運転稼働状況のモニタリングが可能な監視通報装置を標準装備しています。