Movable Membrane Units


構造・機能

コンパクトながら、水処理設備として十分なパフォーマンスを発揮する仮設膜ユニット。

その構造を、一部ご紹介いたします。

移動式膜排水処理システム 仮設膜ユニット

仮設膜ユニット構造図 一体型ユニット構造 省スペース 液中膜ユニット 制御盤 監視通報装置

一体型ユニット構造

膜ユニット、ブロワ、処理水ポンプ等、水処理に必要な機器は全て含まれた鋼板製一体型ユニット構造。
現地での組立工事は不要で、クレーンで吊り下ろすだけで設置完了です。
(前段の流量調整槽、後段の消毒槽は別途ご検討下さい。)

省スペース

沈殿槽の必要ない、膜分離活性汚泥方式をコンパクトなユニットに構築。広大な用地確保が不要で、設置場所を選びません。
また、工事現場等でご利用の場合は敷鉄板で対応できますので、基礎工事は不要です。

液中膜ユニット

平均孔径0.2μm(一万分の2mm)の膜を透過した濾過水のみが排出されるので、処理水にはSSが含まれません。
平膜を使用しておりますので、し渣が絡みにくく、耐久性・メンテナンス性にも優れています。

制御盤

負荷に応じて適切な運転を設定可能な制御盤も内蔵されています。
膜分離槽の水位に応じて自動的に原水ポンプを制御するので、汚水計量槽も必要ありません。

システム構成図
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監視通報装置

万一の機器の障害や停電発生時の非常通報、運転稼働状況のモニタリングが可能な監視通報装置を標準装備しています。
膜処理では重要な管理項目である吸引圧力トレンドを常時監視できるので、水処理の不調を早期に発見できて安心です。
モバイル回線を使用していますので、現地回線工事は不要。通信費も別途ご負担頂く必要はありません。
(お客様側のインターネット環境は別途ご用意ください。)