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既設処理能力を超過する排水量
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食品加工工場C社様では、排水量に対して既存施設の処理能力が追いつかず、水質が悪化してしまいました。早急に新しい排水処理設備を建設する計画をたてましたが、完成には時間がかかるため、それまでの間の排水をどうするかが問題となりました。 そこで、一時的な水処理設備として、弊社の仮設膜ユニットをご提案させていただきました。新しい設備が稼働するまでの間、工場からの排水全てを仮設膜ユニットが引き受けることで、工場の操業に影響を与えることなく、迅速に水質を改善することができました。 |
対象汚水 | 食品排水 |
排水量 | 50m3/日 |
原水水質 | BOD:300mg/L S S:50mg/L |
放流水質 | BOD:4.7mg/L COD:7.2mg/L S S:5mg/L未満 |
使用ユニット | 240m2型×1基 仮設流量調整槽 50m3 |
野菜加工工場のA社様では既存の排水処理施設が機能不全になっており、施設の改築を検討したものの高額な導入費用がネックとなり有効な対策が打てずにおりました。そこで、当社の仮設膜ユニットをリース形式で長期継続利用することをご提案させて頂きました。既存の水槽は流量調整槽として流用し、水処理は仮設膜ユニットで全て引き受けることにより、初期導入コストを大幅に削減することができました。工場が借地であったため原状復帰が容易な移動式ユニットであることも大きなメリットでした。 |
対象汚水 | 野菜加工排水 |
排水量 | 60m3/日 |
原水水質 | BOD:260mg/L COD:360mg/L S S :50mg/L |
放流水質 | BOD:5.6mg/L COD:14mg/L S S:5mg/L未満 |
使用ユニット | 320m2型×1基 |
農業集落排水処理施設の経年劣化対策が不可欠とされていたB地区では、既存施設を有効活用し、施設を稼働させたまま各種設備の更新が必要とされていました。そこで、工事中の施設の代替手段として弊社の仮設膜ユニットを導入して頂きました。結果として、施設の流入を止めることなく安定した処理水質を維持した状態で効率的に機能強化工事を行なうことができました。 |
対象汚水 | 生活系排水 |
排水量 (設計値) |
270m3/日 |
原水水質 (設計値) |
BOD:200mg/L COD:100mg/L S S :200mg/L |
放流水質 | BOD:3.4mg/L COD:8.7mg/L S S: 5mg/L未満 |
使用ユニット | 240m2型×2基 320m2型×1基 |
福島県某市では、津波の直撃を受けた農業集落排水処理施設が壊滅状態になり、管路も地震の影響で随所で分断されてしまいました。溢れる汚水をバキューム車で汲み取り処分することを余儀なくされましたが、その費用は膨大なものになっていました。そこで下水処理場までの管路が開通するまでの間、当社の仮設膜ユニットを地域の要所に設置し、仮設の下水処理施設として稼働させることで汚水処分費を大幅に抑制することができました。 |
対象汚水 | 生活系排水 |
排水量 | 200m3/日 |
原水水質 (設計値) |
BOD:200mg/L COD:100mg/L S S :200mg/L |
放流水質 | BOD:2.3mg/L COD:6.5mg/L S S:5mg/L未満 |
使用ユニット | 240m2型×2基 120m2型×1基 |
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